2024/2/17-18 米子不動・奇妙滝にてアイスクライミング講習会を実施しました。
マウンテンワークスさんの協力のもと、講師に成田賢二氏をお迎えしました。
参加者は6名。全員女性。サポートにアイスクライミングワールドカップファイナリストでベータのドライツーリング講習の講師を務めていただいている笹川淳子さんとベータ小澤が同行しました。
米子不動エリアは、上級者向けの難易度の高い氷瀑が多く、また、アプローチも長いことで知られています。奇妙滝はそんな米子不動エリアの中では入門ルート。
氷の状況は良い状況ではありませんでしたが、成田ガイドにトップロープを張っていただき、4ルートで登り込みました。
Day1 February 17th
車同乗組は3時ベータ発、電車の方は6時台の新幹線で。
長野駅8時に集合そこから30分ほど車で移動、日帰り温泉施設「湯っ蔵んど」にてガイドさんと合流。
車を乗り替え、登山口まで。10時前に登山口駐車場に到着。
今回は雪が少なく、雪上車に乗らずに車で移動できました。
登山道を1時間ほど歩き、今夜の宿泊地根子岳山荘へ。途中ご神体の不動滝を見学し、江戸時代から現在まで修験道場として利用されている米子瀧山不動尊奥之院でお参り。
山荘での軽い昼食と不動滝隣まで散策後、お目当ての奇妙滝へ。
途中、硫黄鉱山跡の見晴らし台より、米子エリアの氷瀑群の大パノラマに感動。
時刻は13時、40分ほどで滝に到着。
氷の状態はあまりよくないので、先発隊のガイドさんチームも困った様子。
そんな時、Junko先生の、「氷をたたく練習しましょう!」の一言で、皆さんアックスを取り出しフォームの確認を始める。
そんな状況を見ていたガイドチームも、安全確保に奔走し登れそうなラインを見つけトップロープを張ってくれました。
13:30頃より、登攀開始。この日は都合3本のルートをみんなで登り倒して、17時ころ撤収。
食事はサポートに入っていただいた、佐藤夫妻のもつ鍋。モツが苦手な方には鳥団子鍋を作ってくださいました。。
〆は麺で。おいしかった。
翌日、できるだけ氷の状況が良い状況で登ろうと、早めに出発することに。
食事後、歓談しながら飲む方かもいれば、明日に備えて寝る方も。皆さん思い思いに過ごしました。
就寝部屋は男女別の大部屋。用意されている敷布団の上に寝袋を用意し就寝。
Day2 February 18th
6時には食事し6:30出発。食事はロールパンや鍋の残りで暖かいラーメン。
この日は先発隊が十八幅滝にもロープを張っていただき、奇妙滝と2か所で登攀開始。8時ころ。
氷の状況が悪くなり始めた12時ころまで登り倒し、終了。
ほんとたくさん登らせてもらいました。安全管理をしていただいたガイドチームの皆さん、ありがとうございました。
小屋に戻り軽く昼食を取り下山。15時には登山口駐車場に到着し、車で移動。
17時ころには長野駅で解散しました。
登山口駐車場にて準備中
つり橋は一人ずつ渡る・橋が落ちないように・・・
不動滝を下から見学
米子瀧山不動尊奥之院にお参り・江戸時代から使われているらしい
不動滝を横から見学
根子岳山荘にて軽く昼食と準備
硫黄鉱山跡の見晴らし台より、米子不動氷瀑群の絶景に圧倒される
遠くに北信五岳(妙高山、斑尾山、黒姫山 、戸隠山、飯綱山)
奇妙滝に到着
打ち込み・蹴り込み練習中
ガイドさんのルート工作を見守る
たっぷり登りました
山荘では濡れたギアを乾燥
食事タイム・もつ鍋おいしかったです!
2日目の朝は早めのスタート・前日と異なる神秘的な光景に息をのむ
十八幅滝にも張っていただき、氷が壊れるまでの数時間登りました
奇妙滝は4ルート
カメラを向けると同じポーズをしてふざけたり
後ろでもふざけていたり
昼にはコンディションが悪くなり、撤収
登山口駐車場にて集合写真
お疲れさまでした!皆さん、ありがとうございました!